福島第一原子力発電所視察ツアー「FUKUSHIMA Today~福島浜通りの現在(いま)を歩く~」

3日間

福島第一原子力発電所視察ツアー「FUKUSHIMA Today~福島浜通りの現在(いま)を歩く~」

イベントプラン

■ツアー紹介

「FUKUSHIMA Today ~福島浜通りの現在(いま)を歩く~」は、世界で唯一、複合災害を経験した福島でしか得られない学びを提供します。

 

あの日から14年以上の月日がたち、起こった事実を雄弁に突き付けてきた「あの景色」は、復興の歩みと共に少しずつ確実に風化しています。

 

いまこそ、福島第一原子力発電所と浜通りの現在(いま)を、自分の目で見るべき時です。

 

記憶の片隅に追いやっていた福島第一原子力発電所に自らの意思で訪れることで、福島と浜通りの「あの出来事」を自分事にしてください。

 

福島第一原子力発電所だけでなく、東日本大震災・原子力災害伝承館をはじめとした記憶を呼び戻す様々な施設視察や、被災者である語り部との対話、毎日のワークショップをご用意しています。

 

インプットとアウトプットを繰り返し、体感し、語り合うことで、福島の未来、日本の未来、自らの未来を考える機会としてください。

 

自治体職員の方や議員の方、法人の社員研修やBCP担当者の方など、様々な方のご参加をお待ちしています。

 

 

■開催日程3日間

2025年

10月13日(月)~ 10月15日(水)

11月16日(日)~ 11月18日(火)

12月14日(日)~ 12月16日(火)

 

2026年

1月18日(日)~ 1月20日(火)

2月15日(日)~ 2月17日(火)

3月15日(日)~ 3月17日(火)

 

 

■スケジュール

1日目

11:10      大野駅集合 ~ CREVA大熊(ランチ&ブリーフィング)

12:30~13:00 東日本大震災・原子力災害伝承館

14:30~14:45 震災遺構 請戸小学校

15:30~15:15 大平山霊園

15:30~16:00 ホテル着   

16:30~     木村紀夫さんとの対話  と ワークショップ① (ホテル内)

18:15~18:30 ネットワーキング(CREVA大熊)

20:00~20:15 ホテル着

 

2日目

9:00~9:20   とみおかアーカイブ・ミュージアム

10:20~10:30  廃炉資料館 福島第一原子力発電所 視察 ※所要時間4時間

14:30~14:50 とみおかワイナリー(軽食) 

16:00~16:20 ワークショップ②(SSK事務所)

17:10~17:30 ネットワーキング(居酒屋)

19:00~19:30 ホテル着

※2日間コース参加者は富岡ワイナリーにて離団(最寄りの富岡駅まで徒歩10分程度)

利用列車 ひたち22号 (富岡発15:46、東京着18:43)

 

3日目

9:30~10:00   中間貯蔵施設 視察

11:00~11:30 避難所ワークショップ(道の駅なみえ)

13:30~     ランチ&ショッピング ~ ラップアップ  

15:00~15:15 浪江駅解散

※解散時のおすすめの利用列車ひたち22号(浪江発15:27、東京着18:43)

 

 

■視察先紹介

①東日本大震災・原子力災害伝承館 

館内の映像や展示などの豊富な資料から、震災・原発事故直後から現在までの経過・ 復興のあゆみの全体像を学ぶことができます。地震、津波、東京電力福島第一原子力発電所事故という、福島県が経験した世界でも類を見ない未曾有の複合災害の記録やそこから得られた教訓、そして復興の歩 みを国内外に伝え、さらには将来へ引き継いでいくためにつくられた施設です。

 

②震災遺構 請戸小学校 

海岸から約300mに立地。校舎は津波に呑まれ半壊しましたが、迅速な判断と避難により奇跡的に犠牲者は出ませんでした。 今なお被災当時の様子がほぼそのまま残っています。 福島県では初となる震災遺構。震災の脅威や教訓とともに、地域の記憶や記録を後世に伝えるため、また、防災意識を高めることを目的として、被災当時の姿を保存 しています。

 

③大平山霊園 

海岸から約2km離れた高台に広がる共同墓地。請戸地区や太平洋を 一望でき、津波の被害の甚大さを感じます。地震発生直後、請戸小学校 の生徒が避難に向かった場所で、当時は畑が広がっていました。その後 町民の希望により、震災によって亡くなったご遺族のためのお墓がつくられ、「大平山霊園」として整備されました。

 

④木村紀夫さんとの対話

木村紀夫さんは、福島第一原発が立地する大熊町で被災され、津波に家をさらわれました。震災の翌日3月12日には原発から10キロ圏内の避難指示が出されたため、次女の汐凪(ゆうな)さん(当時7歳)やお父さんの救助、捜索が阻まれてしまいました。その経験を、浜通りを訪れた多くの人々に語り、複合災害がもたらす事実と、防災と命の大切さを伝える活動を続けられています。

 

⑤とみおかアーカイブ・ミュージアム 

「複合災害を地域の歴史に位置づける」をテーマに、東日本大震災と原子力災害により突然奪われた日常を、生活者の目線か ら伝えています。生じた震災遺産ともに、「あの日」を境に起きた町の変化を知ることができます。 情報発信を中心としたタウンギャラリーに、震災遺産と原子力災害の経験・教訓を伝える展示室、およそ5万点にものぼる資料を保管する収蔵庫と、館内は大きく3つの エリアに分かれています。

 

⑥廃炉資料館  

東京電力の情報発信施設。映像やジオラマの展示に より原子力事故の記憶と記録を残すとともに、今後も 続く廃炉の進捗状況について学ぶことができます。

 

⑦福島第一原子力発電所 視察  

福島第一原子力発電所の視察では、東京電力の廃炉資料館に集合し、見学のルート、注意事項などの事前説明を受けます。そのあと、担当者より廃炉の進捗状況やALPS処理水の安全性などについて、映像や資料を用いて分かりやすく説明されます。専用バスで発電所構内へ移動し、厳重なセキュリティチェックと個人線量計の配布を受けたうえで、構内見学が始まります。
視察では、ブルーデッキ(展望スペース)から1〜4号機の原子炉建屋を間近に見ることができ、損壊の跡や復旧作業の様子を視察できます。次に、グリーンデッキからALPS処理水の貯蔵タンクや海洋放出設備、新しく建設された15mの防潮堤などを視察します。視察全体を通じて、事故の教訓と未来への取り組みを実感することができます。


 

⑧とみおかワイナリー 

海を一望できるワイン畑で、ブドウの苗植えや剪定、圃場の除草作業を体験で きます。ワインを通して人々の交流や新しい産業が生まれ、着実に前進する地 域の息吹を感じることができます。

 

⑨中間貯蔵施設 視察 

浜通りの中間貯蔵施設は、福島第一原発事故により発生した除染廃棄物や汚染土壌を一時的に保管するための国の施設です。浪江町・双葉町にまたがる広大な敷地に設置され、最長30年間の保管を経て、最終処分場への移送が予定されています。最終処分までの間、安全かつ集中的に貯蔵するための「中間貯蔵施設」の視察になります。施設内の高台からは土壌貯蔵施設の一部や東京電力福島第一原子力発電所を見ることができます。

 

⑩避難所ワークショップ 

佐々木氏が東日本大震災当時、役場職員として災害対応や復興計画の策定、避難所運営などの経験を基に、防災意識や社会貢献意識の醸成、組織課題解決などの研修プログラムです。 
富岡町では、2011年3月11日地震、津波による1次避難、3月12日原発から10㎞圏内からの2次避難、3月14日原子炉の水素爆発による郡山への3次避難という、過去に例を見ない避難を余儀なくされました。さらに帰還することを許されないまま、約5か月間、郡山にあるビッグパレットふくしまでの避難所生活を強いられたうえで仮設住宅に入居することになります。

この過酷な体験を生かして、南海トラフ巨大地震などいつ起きてもおかしくない大災害を自分事にするためのワークショップ「避難所の運営シミュレート」です。

ワークショップは3部構成になります。

第1部で震災時の映像を見てもらい自分の役(立場)にリアルに入り込んでもらいます。

第2部では、避難所運営者や避難者になりきって起きうる問題とその解決のための避難所のルールを作成してもらいます。そして震災時の事実をもとにそのルールが機能するかを検証します。

第3部では、もしも災害が起きたときに「自分や家族が出来ること」を考えます。防災士でもある佐々木さんが、今後起こりうる地震について地震学的な視点も交えながら避難の種類や選択肢についても詳しく説明します。

ゲーム感覚で、実体験に基づいたワークショップを体験してもらうことで、いざというときに自主的動ける「スイッチ」を手に入れてもらうワークショップです。

 

チケット詳細

3日間コース 98,000円 (税込)

ホテル宿泊代(1名1室利用朝食付き)、昼食2回、夕食1回、移動費(貸切バス)、施設入場料、語り部による講話代、ワークショップ代含む

※集合場所までの交通費は含まれません。

2日間コース 68,000円 (税込)

ホテル宿泊代(1名1室利用朝食付き)、昼食2回、夕食1回、移動費(貸切バス)、施設入場料、語り部による講話代、ワークショップ代

※2日間コース参加者は、2日目の富岡ワイナリー視察後、離団となります。

3日間コース10月モニターツアー特別価格 75,000円 (税込)

ホテル宿泊代(1名1室利用朝食付き)、昼食2回、夕食1回、移動費(貸切バス)、施設入場料、語り部による講話代、ワークショップ代含む

※集合場所までの交通費は含まれません。

2日間コース10月モニターツアー特別価格 45,000円 (税込)

ホテル宿泊代(1名1室利用朝食付き)、昼食2回、夕食1回、移動費(貸切バス)、施設入場料、語り部による講話代、ワークショップ代

※2日間コース参加者は、2日目の富岡ワイナリー視察後、離団となります。

内容の詳細

視察名

福島第一原子力発電所視察ツアー「FUKUSHIMA Today~福島浜通りの現在(いま)を歩く~」

カテゴリ

防災・危機管理

キーワード

復興 、地方創生 、地域活性化 、まちづくり 、人材 、BCP 、研修 、交流人口

定員

1名〜申込可(3日間コースは20名限定)

所要時間

3日間(現地集合・現地解散)

料金

3日間コース98,000円(税込)※10月モニターツアー特別価格75,000円(税込)
2日間コース75,000円(税込)※10月モニターツアー特別価格45,000円(税込)

支払い方法

請求書払い

申込期限

各出発日の30日前

実施⽇

2025年
10月13日(月)~ 10月15日(水)
11月16日(日)~ 11月18日(火)
12月14日(日)~ 12月16日(火)
2026年
1月18日(日)~ 1月20日(火)
2月15日(日)~ 2月17日(火)
3月15日(日)~ 3月17日(火)

講師紹介

SSK行政書士事務所 代表 佐々木 邦浩 (ささき くにひろ)
1972年福島県富岡町生まれ。東北学院大学卒業。民間企業で勤務した後、富岡町役場に入庁。2019年に総務課課長補佐となり、兼務で富岡町のまちづくり会社である一般社団法人とみおかプラスの事務局長などを歴任。 東日本大震災当時、役場職員として災害対応や復興計画の策定、避難所運営などの経験を基に、防災意識や社会貢献意識の醸成、組織課題解決などの研修プログラムを自治体職員や企業、一般市民の方などを対象に提供している。 現在は行政書士、防災士として活動しながら、大学院で事業構想を学んでいる。

受⼊必須条件

・集合・解散場所までの交通費は自己負担になります。
・福島第一原子力発電所の視察は18歳以上の方に限ります。

その他

旅行主催
株式会社サンアメニティ
東京都北区王子三丁目19番7号
旅行業登録番号:東京都知事登録旅行業第2-8416号
総合旅行業取扱管理者:松倉啓友
旅行企画
株式会社クレイジーキルト

集合場所へのアクセス

集合場所

常磐線大野駅

住所

〒979-1308 福島県 双葉郡大熊町 下野上大野 大野駅

アクセス方法

集合時のおすすめの利用列車ひたち3号 (東京発7:52 大野着11:06)

視察受⼊先の情報

株式会社サンアメニティ大熊事務所

45,000円(税込) ~ 98,000 円(税込)

1. 3日間コース

98,000円(税込)

受付中

2. 2日間コース

68,000円(税込)

受付中

3. 3日間コース10月モニターツアー特別価格

75,000円(税込)

受付中

4. 2日間コース10月モニターツアー特別価格

45,000円(税込)

受付中

予約

視察内容

決済⽅法

参加プランの選択

キャンセル料について

予約をリクエスト後、予約が確定した際に本キャンセルポリシーが適用になります。
もっと詳しく

予約内容を変更する場合

予約内容の変更を希望される場合、マイページの予約詳細/メッセージから変更可能です。
予約詳細ページから受入先にメッセージが送れますので、予約変更の旨をお伝えください。

料金の詳細

福島第一原子力発電所視察ツアー「FUKUSHIMA Today~福島浜通りの現在(いま)を歩く~」

3日間

合計

0